ページ 9 - Adobe Commerce
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オンラインで個人が商品やサービスの購入・契約をすることが当たり前になった現在、企業間取引でもオンライン化が急速に進んでいます。
特に昨今では対面営業が難しいシーンが増えていたり、人手不足で営業スタッフの確保ができないケースも多く見られます。
これらの状況を補完・改善するために、B to B ECを導入する企業も増えているようです。Adobe Commerce にもB to B拡張を追加した「Adobe Commerce B2B」というエディションがあります。
今回はその概要について取り上げたいと思います。 -
2.4.4のリリースから約4ヶ月、予告どおりに最新バージョンとなる2.4.5がリリースされました。
同時に以下のパッチ適用バージョンもリリースされています。
- 2.4.4-p1
- 2.4.3-p2
- 2.3.7-p4
今回のリリースで注意するべき点は、
- 2.3系は今回が最終リリース
という点です。PHP8.1に対応していない2.4.0〜2.4.3については、2.4.3-p1が最終となります。
にあるとおり、次回のリリースでは2.4.5に対するセキュリティ修正版のみが提供される予定です。
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Magento Open Source / Adobe Commerce 2.4.4がでてはや3ヶ月。来月には2.4.5がリリースされる告知が出ています。
また、MarketplaceではPHP8.1非対応のエクステンションがリストから削除され、現在掲載されているものはPHP8.1対応のものだけになっています。
(何もそこまで強行にやらなくても、とは思いますが)さて、Magento Open Source / Adobe Commerce 2.4.4はPHP8.1に初めて対応したバージョンであり、PHP7.4が年内で公式サポート終了であることを踏まえると、それなりにアップデート作業を急がなければいけない状況にあることは間違いありません。
そこでこのエントリでは、Magento Open Source / Adobe Commerce 2.4.4とPHP8.1移行に潜む罠について解説したいと思います。
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今となっては多くのECサイトで当たり前のように導入されている「レコメンデーション」。
Magento Open Source / Adobe Commerce でも多くのサードパーティ製のレコメンデーションエンジン連携がリリースされています。
弊社でも日本国内のサービスとの連携をこれまでいくつも実装してきました(導入をご検討の方はお問合せフォームよりお問い合わせください)。今回は前回の「Adobe LiveSearch」に続いて、同じくAdobe Senseiを利用したAdobe Commerce用のレコメンデーション機能である「Product Recommendations」をご紹介したいと思います。
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現在のMagento Open Source / Adobe Commerceはどちらも検索エンジンとしてElasticsearchまたはOpenSearchを採用しています。
かつてはMySQLの全文検索機能や、Apache Solrを使用していた時期もありましたが、現在の2.4系からはElasticsearchまたはOpenSearchのみとなっています。ElasticsearchとOpenSearchはそれ単体で非常に優れた全文検索エンジンとして知られていますが、適切なチューニングなしにはその性能を最大限発揮させることはできません。
Magento Open Source / Adobe Commerceの開発者の多くが西ヨーロッパ諸言語を母語としている関係もあり、特に日本語についてはなかなか良い検索結果を得ることが難しい状況です。
(より良い検索結果を得るための方法については、過去記事の「Magento2.3/2.4で日本語検索を良くするには」をご参照ください)今回はそんななかでAdobe公式からリリースされた、Adobe Commerce専用のエクステンション「Adobe LiveSearch」についてご紹介したいと思います。
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Adobe CommerceとMagento Open Sourceの最新版である2.4.4がリリースされました。
本来であれば2022年3月にリリースされる予定でしたが、諸般の事情により1ヶ月遅れてのリリースとなっています。1つ前の2.4.3がリリースされたのが2021年の8月11日なので、およそ8ヶ月ぶりのバージョンアップリリースということになります。
さて、今回のリリースはAdobe Commerce / Magento Open Sourceのユーザーにとって重要なものとなっています。
順番に見ていくことにしましょう。 -
Google Chromeに付属するLighthouseやPageSpeed Insightsでページを分析すると、
画像の最適化をしてください
という指摘をうけることがよくあります。
Google Chromeに付属するLighthouseやPageSpeed Insightsでページを分析すると、「画像の最適化をしてください」という指摘をうけることがよくあります。
これは「WebPで画像を配信しろ」という意味ですが、Adobe Commerce / Magento Open Sourceでは標準機能としてWebPを生成・配信する機能がありません。 -
今回はPage Builderの「レイアウト」要素のうち、「Row」「Column」「Tabs」コンポーネントについて紹介していきます。
これらのコンポーネントを利用することで、コンテンツの配置を管理画面から色々と調整できます。