Adobe CommerceでProduct Recommendationsを試してみる
この記事は公開から 1年以上が経過しています。現在の最新情報との整合性については弊社では一切の責任を負いかねます。
今となっては多くのECサイトで当たり前のように導入されている「レコメンデーション」。
Magento Open Source / Adobe Commerce でも多くのサードパーティ製のレコメンデーションエンジン連携がリリースされています。
弊社でも日本国内のサービスとの連携をこれまでいくつも実装してきました(導入をご検討の方はお問合せフォームよりお問い合わせください)。
今回は前回の「Adobe LiveSearch」に続いて、同じくAdobe Senseiを利用したAdobe Commerce用のレコメンデーション機能である「Product Recommendations」をご紹介したいと思います。
Product Recommendationsとは
Product Recommendationsは、Adobe LiveSearchと同じくAdobe Senseiを活用したシステムです。
Adobe Commerce上の商品データを自動的にProduct Recommendations側に連携し、閲覧履歴や購入履歴などと合わせてAdobe Senseiに分析させます。
分析させた結果はAdobe Commerceの管理画面上で作成する表示枠でサイト上に表示できます。
表示できる枠の数などには今のところ制限がなさそうなので(もしかしたら制限がある可能性もあるので、Adobe側に確認をオススメします)、いろいろな場所にレコメ枠を設置できます。
多くの専門サービスの場合、表示枠の設置数や表示枠の表示回数で課金されるケースが多いので、このあたりは料金を気にしなくて済むので助かりますね。
Product Recommendationsを導入するには
Product Recommendationsを導入する場合は公式ドキュメントにも記載がありますが、以下の手順で行います。
- Product Recommendationsに関するエクステンションのインストール
- Adobe Commerce管理画面での設定
順番に説明していきましょう。
Adobe Commerce用エクステンションのインストール
Product Recommendationsエクステンションをインストールするには、以下の手順で行います。
- composer require magento/product-recommendations を実行します。
- php bin/magento module:status で追加されたモジュールを確認し、有効化します。
- php bin/magento setup:upgrade を実行します。
- 必要に応じて php bin/magento setup:di:compile と setup:static-content:deploy を行います(developerモード時は不要です)。
公式ドキュメントにもある通り、PageBuilderサポートや視覚類似性サポートは別モジュールとなっています。
必要に応じて追加インストールしてください。
APIキーの設定
Product RecommendationsとLiveSearchは同じAPIキーを使用します。
「Adobe CommerceでLiveSearchを試してみる」で既に設定済みの場合は、改めて設定する必要はありません。
まだ設定できていない場合は、同じ手順で行なえますので、参考にしてみてください。
レコメ枠の作成をしてみよう
レコメ枠を作成するためのガイドは、公式ドキュメントでも触れられていますが、以下の手順で行います。
- Adobe Commerce管理画面の「マーケティング>Product Recommendations」にアクセス
- 「Create Recommendation」をクリックして新しい表示枠を追加
- フロントエンドで表示枠が期待通り表示されるかを確認
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