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Magentoにはディスクに対して頻繁に書き込みを行う処理が大きくわけて2つあります。
1つはセッション。もう1つはキャッシュです。
セッションはアクセス1回毎に更新処理を行うため、アクセスの多いサイトではディスクへの読み込み・書き込み負荷が高くなりがちです。
キャッシュは作成までは負荷が高いですが、その後は逐次書き換えていくので、大幅な更新でない限りは小規模な更新が断続的に続くことになります。さて、セッションとキャッシュをディスクに対して保存していると、Magentoで構築したサイトをスケールアウトしたくなった場合に足かせになってしまいます。
このエントリではMagentoのキャッシュとセッションをNoSQLサーバのひとつである、Redisに保存する方法を紹介します。 -
Magentoで構築されているサイトを見ていると、比較的忘れられがちな設定があります。
それは「CSSとJavaScriptファイルのマージ」です。
Magentoは非常に多くのJavaScriptファイルを読み込んでいます。また、CSSファイルも複数ファイル読み込んでいます。
これらはYSlowやPageSpeedなどのツールでページのパフォーマンスを測定する際に、要改善項目として真っ先に上がってきます。このエントリではCSSとJavaScriptのファイルをどのようにMagento上でマージするかを紹介し、ページ全体のデータサイズを削減するかについて解説します。
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このエントリではメールテンプレートの仕組みを解説します。
Magentoにはシステムが送信するメールテンプレートを編集する機能が用意されています。
この機能を使うことで、サイト独自のテンプレートを作成することができるのですが、独特なテンプレート構造を持っているため、最初はわかりにくい印象を受けます。 -
Magentoには画像を配置するためのディレクトリが標準では2箇所存在します。
1つは 「media」。もう1つは 「skin」。2つのディレクトリはともに画像やCSS・JavaScriptファイルを配置できますが、本来の用途としては異なる役割があります。
このエントリでは、2つのディレクトリの違いと、ベストプラクティスとしての画像の配置方法について解説します。 -
最近、オープンソースプロダクトを狙った改竄が流行しています。
Magentoもソースが開示されているので、脆弱性が見つかった場合は早急に対処しなければなりません。
それはそれで必要なのですが、管理画面のURLがデフォルトのままであるサイトが多いように思います。このエントリでは、管理画面URLを変更する理由を解説し、対策として管理画面URLを変更する方法を説明します。
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Magentoにはいくつかの配送方法が初期状態で用意されています。
その中でもこのエントリでは「Table Rates(料金表)」について解説します。 -
MagentoのBlockはキャッシュできる基礎構造を持っています。
ですが、明示的に指定されない限りキャッシュしないようになっています。Magentoは標準では動作が軽いシステムではないので、少しでもレスポンスを向上させたいと思う場合は、Blockの適切なキャッシュ化が必要になります。
このエントリではどのようにBlockをキャッシュするかを解説し、その効果的な利用方法についても説明します。
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MagentoのレイアウトXMLには、actionタグというblockのpublicメソッドを呼び出せるタグがあります。
publicメソッドにはいろいろな種類がありますが、基本的なルールと、属性について説明します。 -
blockタグは、Magentoが出力するHTML文書上に表示するパーツの単位を表しています。
blockタグを理解しておかないと、デザインカスタマイズをする際に正しい方法がとれなくなり、後日のアップデートや追加カスタマイズで困ってしまうことがあるので注意が必要です。