ShopwareのCMS機能を知る〜その5

今回は「ShopwareのCMS機能を知る〜その4」に続いて、「既定コンテンツ(Shop page)」の設定方法について説明したいと思います。
これで一通りのレイアウト関係の機能紹介ができたことになると思います。

既定コンテンツ(Shop page)のレイアウトとは

これまで以下のレイアウト設定があるページを紹介してきました

  • 商品一覧画面
  • 商品詳細画面
  • ランディングページ

既定コンテンツ向けのレイアウト設定は、これらの設定と全く異なる作りになっています。
というのも

レイアウトに対するコンテンツ内容の設定画面がない

からです。

どういうことなのか順番に説明していきましょう。

既定コンテンツのレイアウトを作成するには

既定コンテンツのレイアウトを作成するには、レイアウト管理機能で「Shop page」を選択してレイアウトを作成します。
レイアウトの作成については、「ShopwareのCMS機能を知る〜その2」を参照してください。

既定コンテンツを設定するには

既定コンテンツを設定するには、「Settings > Basic information」にアクセスします。
画面をスクロールしていくと、「Shop pages」というセクションがでてきます。

Shop Page設定

標準では以下の9種類の設定項目が用意されています。それぞれ説明していきましょう。

既定コンテンツの種類

既定コンテンツには以下の9種類が用意されています。

  • Layout for GTC pages
  • Layout for revocation notices
  • Layout for payment and shipping information
  • Layout for privacy pages
  • Layout for an imprint
  • Layout for 404 pages
  • Shop page layout for maintenance pages
  • Shop page layout for contact pages
  • Shop page layout for newsletter pages

画面を見ていただくとわかりますが、他のレイアウト設定とは異なり、コンテンツ設定をする部分は一切ありません。
単純に定義済みのレイアウトを択一で指定するだけとなっています。ここが既定コンテンツ(Shop page)の他のレイアウト設定と大きく異なる部分です。

それでは順番に各コンテンツについて説明していくことにしましょう。

Layout for GTC pages

「GTC」は略さずに表現すると「General Terms and Conditions」となります。要は「利用規約」ページということですね。
ここで指定したレイアウトは、

  • 会員登録画面(ログイン画面も兼ねます)
  • 購入画面

などに表示されます。

Layout for revocation notices

「revocation notice」の「revocation」とは直訳すると「廃止、取り消し、撤回」という意味です。
意味合い的には「返品交換に関する規約と問い合わせ」になるようです。

このページは、「Settings > Cart settings」にある「Enable refunds」を有効にしている場合にのみ、購入画面に表示されます。
この機能は、ドイツ民法の以下の条文に関連する機能として用意されています。日本法でいうところの「訪問販売法」「特定商取引法」に近いようです。
(正確な解釈については、ドイツ民法に詳しい法律専門家にお尋ねください)

Layout for payment and shipping information

支払い方法と配送方法についての説明を表示します。通常はフッターにリンクが用意されています。

Layout for privacy pages

会員登録画面などでプライバシーポリシーをポップアップで表示します。
プライバシーポリシーはGDPR的には「どのページからでも1クリックで確認できる動線にあること」が求められるため、若干違和感を覚える作りになっています。
おそらくランディングページで作成するものとは別枠での掲載を意図しているのではないかと思われます。

Layout for an imprint

法律情報のコンテンツを表示します。
標準のテーマではメンテナンス中ページのフッターに動線が設けられています。

Layout for 404 pages

そのままズバリ、「404 Not found」ページ用です。
存在しないURLにアクセスした場合に表示されます。

Shop page layout for maintenance pages

セールスチャネルをメンテナンス状態にしている期間中に表示するコンテンツを指定します。

Shop page layout for contact pages

問い合わせフォーム用のレイアウトを指定します。
標準のテーマではフッターに動線があります。

Shop page layout for newsletter pages

ニュースレター購読フォーム用のレイアウトを指定します。

設定したページの確認方法は?

商品ページなどのレイアウト設定とは異なり、既定コンテンツの場合は設定した内容を確認するための決まった方法がありません。
レイアウト毎に表示される場所や表示形式に差があることが原因です(ただし、これは不具合ではなくアプリケーションの仕様です)。

基本的にこれらのページは一度設定してしまえばそこまで頻繁に更新されるものではないものがほとんどなので、サイト構築時に確認手順を明文化して残しておけばそこまで大きな問題にならないのではないかと考えられます。

次回予告

今回はShopwareの「既定コンテンツ(Shop pages)」の設定方法について紹介しました。
次回はShopwareのカテゴリ管理機能を使ったナビゲーションの構成方法について紹介します。