Akeneo PIMを使うために避けては通れない要素、それが属性です。
Magentoにも商品属性を管理する仕組みが備わっていますが、Akeneo PIMにも同じような機能が備わっています。

属性一覧

属性とは

Akeneo PIMは商品情報を管理するためのシステムです。Akeneo PIMを使おうと考えている方は、自社の商品が持っている情報をきちんとAkeneo PIM上に登録できるのか不安になるのではないでしょうか。

しかし、心配は要りません。
Akeneo PIMでは標準で12種類の属性が用意されています。これらの属性をうまく組み合わせて、自社の商品情報マスタを組み立てていくことが、Akeneo PIMを使いこなすコツです。

どんな種類の属性があるのか

Akeneo PIM上で属性を登録しようとすると、次のような選択画面が出てきます。

属性の種類

ここに出てくる属性の種類が、Akeneo PIMで使える属性の種類です。
どういう違いがあるのかを順番に説明していきましょう。

Yes/No属性

この属性は2種類の値を取ります。非常にシンプルで、「Yes」または「No」のどちらかです。
この属性を使うシーンとしては、例えば商品にとある機能の有無を登録する場合でしょう。

テキスト属性

1行テキスト形式のデータを格納するために用います。商品名に使うのが一番わかりやすいと思います。
あるいは255文字までの文字を格納できるという長所を活かし、フリー項目的に使うという方法もあります。 

ファイル

画像ファイル以外のファイルを扱うために使用します。
例えばPDFによる取扱説明書のファイルを格納するために使用します。

価格

そのものズバリですが、商品の価格を格納します。価格はAkeneo PIM上で利用できる通貨に対して個別に設定できます。
ただし、通貨間のレートを使った為替の換算はできないので注意が必要です。

数値

数値データを格納します。小数点以下の値やマイナスの値も扱えます。
おもに単位を伴わない数値データを扱う用途に使用します。

複数選択

1つの属性に対して1つ以上の選択候補を設け、かつ複数選択を許可する属性です。
デジタルカメラの利用可能言語や接続可能インターフェイスを定義する場合などに使用します。

イメージ

商品の画像を登録します。PNGやJPEG、GIFといった画像をアップロードできます。

テキストエリア

商品説明文などのある程度の文量があるテキストを格納するために使用します。
Wysiwygエディタも簡易ながら利用できるので、HTMLによる記述も可能です。

メトリック

重量や長さ、温度などの単位を伴う値を扱う場合に利用します。
この属性を使用する場合は、設定でどの単位を使用するかを選択する必要があります。

単純選択

単純選択は複数選択とよく似ていますが、択一である点が異なります。
それ以外は複数選択と同じです。

日付

日付の情報を格納します。発売日などを入れる用途に適しています。

識別子

SKUや品番などの商品を文字通り一意に識別するための用途に使用します。

属性に共通して用意されているパラメータについて

属性にはいくつかのパラメータがあらかじめ用意されています。
ここでは全般パラメータという領域に出てくるものを主にみていきましょう。

属性の作成

コード

属性を識別するためのシステム内部で使うコードです。半角英数字とアンダースコアで設定します。

※一度設定すると、後から変更できません。

属性タイプ

その属性の種類を表します。

※一度設定すると、後から変更できません。 

スコープ

属性の値が有効な範囲を設定します。
グローバルとチャンネルがあり、チャンネルを選んだ場合はチャンネルごとに値を設定することができます。

※一度設定すると、後から変更はできません。

ローカライズ可能

属性の値を言語別に設定できるかどうかを指定します。
商品名や説明文といった属性はローカライズが必要なものの代表格になるでしょう。

ユニーク値

属性の値をシステム上でユニークにするかどうかを指定します。
ユニークにすると、重複は許されなくなります。

ロケール固有

ある特定の言語に対してだけ、この属性の入力欄を表示します。
このパラメータを有効にした場合は、入力欄を表示する言語を選択する必要があります。