ページ 28 - Magentoトピックス
-
Magento Community Edition 1.9とEnterprise Edition1.14がリリースされてそろそろ4ヶ月が経ちます。
そろそろ過去のバージョンを使っているサイトのアップデートを検討される時期に来ているのではないかと思うのですが、カスタマイズの内容によってはCommunity Edition1.9 / Enterprise Edition 1.14にアップデートする際にトラブルが発生することがあります。このエントリでは、トラブルが発生しそうなポイントについて解説した上で、対策とアップデート手順について説明します。
-
Magentoに限らず、一般的なWebアプリケーションの検索機能というものは、データベースに対する検索が標準機能として提供されています。
この検索機能は、実装方法にもよりますが、概して低速で、しかも想定通りの結果が得られない事が多々あります。 -
Magento CE-1.9ではフォールバック機構に改良が加えられています。
もちろん、1.8までのフォールバック機構も利用できますが、新たに実装された仕組みを知っておくと、テーマのカスタマイズ・開発がやりやすくなります。 -
Magentoを使ったサイトに対し、変更を加える事は、オープンソース・ソフトウエアである以上ごく当たり前のことであると思います。
ですが、Magentoのディレクトリ構成には以下のような問題があります。- モジュール、テーマ、スキンディレクトリが別になっているので、アップロードする際に手間がかかる
- データベースに対する更新処理が行われる場合には慎重な反映作業が求められる
- 何かあった際に変更を取りやめる際にディレクトリの複雑さのために手間がかかる
-
Magento, Inc. は2015年2月1日をもって、MagentoのSaaSサービスである、「Magento Go」のサービス提供終了を発表しました。
Magento Goを利用中のショップは、期日までに別サービスまたはMagento Community / Enterprise Editionへの移行が必要になります。 -
Magentoの初期バージョンから付属しているデータフロー機能は、インポート・エクスポートするCSV・Excelファイルの列定義をすることができます。普段サイトを運営していて、よく更新するものはやはり商品データなので、必要最小限のデータだけを更新するために、データフロー機能を活用しましょう。
このエントリでは、データフロープロファイル機能そのものではなく、データフロープロファイルのバグについて解説します。
-
Webサイトのアクセス解析ツールとして広く使われている「Google アナリティクス」の新バージョン「ユニバーサル アナリティクス」が正式リリースになりました。
ユニバーサル アナリティクスが正式版になったことで、従来のGoogle アナリティクスからの移行が徐々に行われるようになるとともに、これから新規に作られるアカウント・プロファイルについてはユニバーサル アナリティクスが標準になると思われます。
-
Magentoに限った話ではありませんが、Webサイトで行われるデータ転送量の大半は、画像や動画といったテキスト以外のファイルです。
とくに昨今の、- 商品画像をより大きくみせるために高解像度画像を使う
- Retinaに代表される4Kディスプレイ対応のために、高解像度画像を使う
- リッチなUIを実現するためにJavaScriptを多用する
- マルチデバイス対応のためにメディアクエリを使ったCSSを作成する
という流行に合わせてサイトを作っていくと、画像やJavaScript/CSSファイルが肥大化したり、1ページの表示のために多くのHTTPリクエストとレスポンスが必要になってしまいます。
-
Magentoの管理画面にログインすると、標準の状態かつ権限がある場合は、ダッシュボードが表示されます。
この画面には注文の状況や検索キーワードといった情報が表示されるのですが、もっと情報がほしいという方もいらっしゃると思います。もちろん、商用エクステンションを入れれば様々な分析ができるのですが、その予算がでないという方は「MageCore dashboard」を使ってみてはどうでしょうか?
-
Magentoには2種類のデータエクスポート機能が用意されています。初期バージョンから用意されている「データフロー」とCommunity Edition 1.5から用意された「エクスポート」です。
それぞれ出力されるCSVフォーマットが異なる上、「エクスポート」についてはフォーマットのカスタマイズが出来ないかわりに処理が速いというような違いがあります。このエントリでは「データフロー」のなかにある「拡張プロファイル」について解説し、拡張プロファイルを使うことでオリジナルフォーマットのCSVエクスポートを管理画面から設定する方法を解説します。