ページ 31 - Magentoトピックス
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MagentoはPHPで書かれたプログラムです。動作にはPHPが不可欠で、しかもPHPのパフォーマンスはMagentoの動作速度に直接的な影響を及ぼします。
そのため、Magentoがリリースされた頃から、どのようにPHPをチューニングするかという話題は、アプリケーションのコードをチューニングすることとは別に、話題とされてきました。
このエントリでは、2013年末の段階で、Magentoを動かすために利用できるPHPのバージョンと、最適解について解説します。
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弊社ではMagentoに関する様々なご相談をお受けしておりますが、サーバーの引っ越しや、アプリケーションの不具合調査などの際に、データベースの状態をチェックすることが多々あります。
その際によく見かけるのが、ログデータの異常なまでの肥大化です。このエントリでは、Magentoが訪問者のログをどこに記録しているか、何に使っているか。
そして、ログをどうすれば適切にクリーニングできるかを説明します。 -
Magentoにはいろいろな条件式を組み合わせて、オリジナルのクーポンや値引きを行うことができる機能が備わっています。
英文だと、「Catalog Price Rule」「Shopping Cart Price Rule」で、日本語訳では「カタログ価格ルール」「クーポン」としています(注:時期・訳者によって訳が異なる事があります)。さて、今回はこの2つの機能のうち、「Shopping Cart Price Rule」つまりはクーポンについてです。
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Magentoでは1万点以上の商品を普通に取り扱うことができます。
相応のサーバ性能が求められますが、アプリケーションを大規模にチューニングしたり、改造する必要はありません。
ですが、1,000件以上のデータに対して一括操作をする場合には注意が必要です。 -
Magentoは多くのJavaScriptやCSSファイルを読み込むアプリケーションです。
標準の状態でも10個以上のJavaScriptファイルを読み込んでいるので、YSlowなどで測定すると、確実に「JSファイルをマージしろ」と指摘を受けます。この対策としてMagentoにはJavaScriptとCSSファイルをマージする機能が備わっているわけですが、サイトをカスタマイズしていくと確実にjQueryやそのプラグインといった、便利なJavaScriptを読み込ませたくなります。
そうなると、ますますheadタグに記述するJavaScriptファイルの数は増え、ページの読み込みが重くなります。このエントリではどうすればJavaScriptファイルをheadタグに追記せずに使用するか、そしてマージ機能を利用してHTTPリクエスト数をできるだけ増やさずに対処していくかを解説します。
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Magentoに限らず、多くの画像を扱うWebアプリケーションでは共通する問題があります。
1台のWebサーバで運用している間は全く問題がないのですが、2台以上になると、商品管理やCMS機能などで使用する画像ファイルを、Webサーバ同士の間で共有する必要性が出てきます。このエントリではMagentoにおける複数台のWebサーバ間での画像ファイル共有について、データベースを使用した方法を解説します。
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Magentoを拡張するためにはエクステンションを使用するのが一般的です。
MagentoにはMagento Connectに登録されている無料のエクステンションが4000以上、有償のものはそれ以上存在していて、サイトの目的・用途に合わせて導入ができるようになっています。(2013年10月現在)さて、無料のエクステンションであれば気軽に導入して、その動作を試すことができます。そのため、Magentoの導入を検討される方の多くは、この無料エクステンションの導入から始められることが多いのではないでしょうか。
ところが、エクステンションをインストールしたものの、目的に合わなかったり、不具合があって動作しなかったためにアンインストールしたくなることがどうしても出てきます。
このエントリではエクステンションをアンインストールする方法と、アンインストール時に起き得る障害とその解決方法について説明します。
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Magentoでサイトを運用していると、ある特定のURLを他のURLにリダイレクトしたくなります。
そんな時はMagentoに標準で備わっている「URL書換機能」を活用しましょう。URL書換機能をうまく使うことで、商品ページやカテゴリページに来たアクセスを、他のページやURLにリダイレクトさせることができます。
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Magento Community Edition 1.8に1.7以前のバージョンからアップデートする際には、注意するべき点が1つあります。
わずか1行の違いなのですが、うっかり忘れると購入ができなくなるという致命的な問題に発生します。これからアップデートをしようという方はこのエントリを事前に読んでいただいて、無用のトラブルを回避してください。
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Magento Community Edition 1.8とEnterprise Edition 1.13ではTaxモジュールに大幅な改修が加えられました。
これに伴い、公式のナレッジベースには税設定に関するベストプラクティスが追加されています。