Eコマースとの連携を意識したCRM・OroCRM開発版リリース
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新しいオープンソースプロジェクトの成果がリリースされました。OroCRMという顧客関係管理(CRM)システムです。
OroCRMとは
OroCRMはMagentoの元CTO・Yoav Kutner氏とJary Carter氏が立ち上げたプロジェクトです。
まだ開発中ではありますが、Magentoに携わってきた両氏の経験から、Eコマースとの連携を意識して開発されています。
オープンソースのCRMではSugarCRMが日本では有名ですが、OroCRMは2013年第四四半期の正式リリースを目指して開発されており、期待が持てます。
OroCRMが目指すもの
OroCRMは、
- Eコマース用のマーケティング自動化ツールとして、マーケティング担当者の目線で開発
- オープンソースプロジェクトとして開発し、PHPフレームワークSymfony2をベースとして柔軟な機能拡張ができるようにする
- シンプルかつわかりやすい形でのデータ分析とダッシュボードを提供し、売上の向上につなげる
- 直感的にわかりやすいユーザーインターフェイスでシステムを提供する
- ビジネス・アプリケーション・プラットフォームとして開発したOroPlatfromを土台とし、迅速な機能開発ができるようにする
という目標を持って開発されています。
今はまだ開発途中なので、すべての機能が実装されているわけではありませんが、CRMのコアになる顧客管理機能は既に実装されています。
また、開発チームにMagentoの開発に携わってきたメンバーが多いため、Magentoとの連携も視野に入っているようです。
今後弊社ではMagentoに加えてOroCRMに関する調査・研究を行い、日本語での情報発信を行なっていきます。
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