この内容は現在のMagento2とは異なる開発α版の内容です。

Magento2は開発版dev42でクラスの書き換え機能に変更が入りました。
それまでMagento1.xの形式をある程度踏襲する形で実装されていたのですが、dev42以降は全く異なる方式に改められています。

Mage_Core_Model_Configに対する変更

これまでクラス書き換えの仕組み(便宜上rewriteと呼んでいます) は「Magento2の変更点〜設定ファイルの変更点」でご説明した内容でした。これがdev42以降では以下のように変わりました。

dev41まで


    My_Extension_Block_Foo_Bar_Head
 

dev42以降


    
          My_Extension_Block_Foo_Bar_Head
    
 

diタグとpreferencesタグが追加され、rewriteタグは廃止されました。
dev41までの設定ではdev42以降はrewriteが動作しなくなる点に注意が必要です。

dev44の変更点

そして最新のdev44では、

  • テンプレートエンジンでTwigがサポート
  • PHPのバージョン指定が5.3.3以上に変更
  • webhook機能が追加になりリアルタイム連携が可能に
  • Visual Design Editerの改良

webhook機能については別途詳しく解説します。
まだまだMagento2は変更が多く、本格リリースまでに大きな変更が何度もありそうです。