Magento2 開発者向けリリース候補バージョンがついにリリース
この記事は公開から 1年以上が経過しています。現在の最新情報との整合性については弊社では一切の責任を負いかねます。
Magentoは次期バージョンであるMagento2の開発者向けリリース候補バージョン(Dev RC)を公開しました。
すでにGithubで公開されていますので、どなたでもソースコードをダウンロードして試すことができます。
Magento2のリリーススケジュール
3月25日午前1時(日本時間)から開催されたMagento公式のWebinarでは、Magento2のリリーススケジュールが以下のように示されました。
この記事を執筆している時点が、2015年の第一四半期末なので、Dev RCのリリースはほぼスケジュール通りであるということになります。
この先、第三四半期にはショップオーナー向けのベータ版がリリースされ、第四四半期つまり年末には正式版がリリースされる予定です。これまで何度もスケジュールが見直し・延期されてきたMagento2ですが、ついに2015年末にリリースされそうです。
正式リリースまでに行われる仕様追加・変更について
まずは次の図を見てください。
これはMagento2が正式リリースされるまでに予定されている仕様追加・変更についてをあらわしたものです。
現在Dev RCなので、此処から先は大きな仕様変更・追加は行われない予定になっています。
ですから、開発者にとってはこれからMagento2の仕組を学習し、カスタマイズ方法や1.xとの違いを知っていくには良いタイミングであることがわかります。
この先はパフォーマンス向上や安定性向上がメインになってくるので、微細なレベルでは変わるかもしれませんが、大きく変わることはないでしょう。
Magento2が目指すもの
Magento2は、8年前の基礎設計にもとづいているMagento1.xを置き換える製品です。
この8年間、Webアプリケーション開発の現場も大きく世代交代をしたため、Magento2はモダンな設計方針や、開発手法を取り入れたものに様変わりしています。それを模式的に表したのが次の図です。
ですが、Magento1.xで培った経験が全く失われるわけではありません。
違いはたしかに多くありますが、やはりMagentoはMagentoだというのが私の感じたところです。
今後もMagento2については続報をお届けしていきます。
また、弊社製エクステンションについても順次Magento2に向けての実装を進めてまいります。
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