Zend Mailの脆弱性を修正するセキュリティパッチ・SUPEE-9652がリリース
この記事は公開から 1年以上が経過しています。現在の最新情報との整合性については弊社では一切の責任を負いかねます。
Magento1系を対象にした最新のセキュリティパッチ「SUPEE-9652」が公開されました。
以下のバージョンが対象になっています。
- Magento Community Edition 1.5.0.1〜1.9.3.1まで
- Magento Enterprise Edition 1.9.0.0〜1.14.3.1まで
このパッチが修正する問題
SUPEE-9652は、昨年末にPHPを用いたメール送信ライブラリ「PHPMailer」で報告された、メール送信に関する「リモードコード実行」の脆弱性に関連する問題を修正します。
MagentoはPHPMailerを使用していませんが、類似の実装である「Zend Mail」をメール送信処理に使用しています。
このZend MailにもPHPMailerで報告された脆弱性と同様の問題があることが報告され、今回のパッチリリースに至りました。
なお、この脆弱性については、Magentoが稼働しているサーバー上に同居するSendmailを介してメール送信する際にのみ影響があります。
外部のSMTPサーバーを介してメールを送信されている場合は問題ありません。
パッチの適用方法がわからない方へ
弊社ではMagento1系に対するをご提供しております。
お使いのMagentoに対し、どの程度パッチの適用が必要なのかを調査し、適切なパッチ適用を行います。
パッチの適用についてご不安な方は、お問い合わせください。
カテゴリ
- お知らせ (34)
- Magento Open Source (169)
- Adobe Commerce (86)
- Magentoトピックス (349)
- Magentoバージョンアップ (11)
- OroCommerce (1)
- AkeneoPIM (16)
- Shopware (26)
- 世界のプライバシー保護規制 (11)
- OroCRM (14)
- Typo3 (9)
- イベント (27)
- Mage-OS (1)
- エクステンションリリース情報 (75)
- Mautic (1)
最近の投稿
アーカイブ