今回はTypo3にアクセス解析の定番「Google Analytics」のタグを設置します。
定番中の定番ツールの設置なので、サイト構築時には必須ですね。

エクステンションを探してインストールする

まず最初に、対応するエクステンションがあるかどうか検索します。
定番ツールなので「Analytics」で検索するといくつかヒットします。

GoogleAnalytic連携エクステンションの検索

エクステンションの名前をクリックすると、最新のリリース日や対応するTypo3とPHPのバージョンなどがわかります。
今回は「Google Analytics (v3.1.1)」というエクステンションを導入します。

Google Analytics v3.1.1の詳細

Google Analyticsの計測タグは時々仕様が新しくなるので、できるだけ新しいエクステンションのほうが望ましいと思います。
ここからさきはいつもどおりエクステンションをインポートして、インストールします。 

テンプレートをインクルードさせる

インストールが終わったら、テンプレートメニューで、このエクステンションのテンプレートをインクルードします。

テンプレートのインクルード

「Google Analytics」で始まるテンプレートが4つあるので、これらをインクルードします。 

コンスタンツの設定をする

次にコンスタンツの設定をします。
テンプレートツールのコンスタンツ編集に「PLUGIN.TX_RSGOOGLEANALYTICS」というのが増えています。
とりあえず必要な設定は、「Google Analytics Account」で、ここにGoogle Analyticsのアカウントコードを入力します。

設定できたら、コンスタンツを保存して、稲妻マークからすべてのキャッシュをクリアしておきましょう。 

ページをリロードして、ソースを確認する

最後にページをリロードして、Google Analyticsの計測タグが出力されているか確認します。
うまく行っているなら、ページのソースの最後の方に、図のような記述が追加されているはずです。 

ソースの表示

確かにGoogle AnalyticsのJavaScriptは読み込んでいるようです。
しかし、どこにもアカウントコードなどの記述がありません。
気になるので、その下にあるJavaScriptの中身を見てみます。

JSの詳細

ちゃんと計測用のコードが出力されているようです。

おわりに

このエクステンションは他にもたくさんの設定があります。
詳細はエクステンションのドキュメント（英文）に書かれていますが、おそらく明確な目的がないと設定する必要がないものばかりだと思います。