イーロン・マスク氏がTwitterを買収して以来、X(Twitter)の動向が注目されることが増えているように感じます。何より他のメディアより群を抜いた拡散力と、政治やカルチャーにも大きな影響を与え、個人で利用している方もきっと多いのではないかと思います。そんな最中、再びニュースです。

今回は欧州委員会から12月18日に流れたデジタルサービス法(以降DSAと省略)に基づきXに対して正式な侵害訴訟開始のニュースです。

先立つこと12月14日にはnoyb(GA利用企業摘発ニュースでご紹介)により欧州委員会にGDPRとDSAに違反するとして苦情申し立て(政治思想、宗教思想に関するターゲッティングに関し)があったばかりとなります。

侵害となった事案

端的には、「ハマスに関連した違法コンテンツの拡散に関するもの」とあります。

具体的には「リスク管理、コンテンツモデレーション、ダークパターン、広告の透明性、リサーチャー向けのデータアクセスに関連する分野で」(原文 in areas linked to risk management, content moderation, dark patterns, advertising transparency and data access for researchers.)とありますが、現時点で詳細は不明です。

フォーカスされている侵害箇所

焦点が当てられている侵害箇所は下記のものが挙げられています。

  • 違法コンテンツの拡散(原文 dissemination of illegal content)
  • プラットフォーム上の情報操作に対抗するために講じられた措置の有効性(原文 effectiveness of measures taken to combat information manipulation on the platform)
  • 透明性を高めるためにXがとった措置(原文 measures taken by X to increase the transparency)
  • 欺瞞的なデザイン(原文 deceptive design)

以上、取り急ぎの速報となります。続報があり次第お知らせしたいと思います。