以前、「MagentoをPHP5.4に対応させるパッチについて」でMagentoをPHP5.4に適応させるためのパッチが公式にリリースされました、とお知らせしました。

このパッチで行われる変更点はバージョンによって異なりますが、「app/code/core/Mage/Core/Controller/Varien/Router/Standard.php」というファイルに対して行われる修正はかなり重要です。
このファイルは、Magentoがアクセスを受け付けたURLに対して、どのモジュールに処理を引き渡せばよいかを判断しているプログラムが書かれています。
ですが、このプログラムの動作がPHP5.3までとPHP5.4以降ではどうやら異なるようです(もちろん、その不具合を治すためのパッチです)。
もし、PHP5.4以降を使う場合にこのパッチを当てていない場合は、エクステンションや標準機能の一部で動作がおかしくなる事があります。

ぜひ、PHP5.4以降を使われる場合はMagento公式からリリースされているパッチを適用した上でお使いください。

パッチの適用方法がわからない方や、適用後の影響範囲がわからないので適用に踏み出せない方は、弊社の「」をご利用いただけますと対応が可能です。