Magento1.xからMagento2への移行ツールの概要が明らかに
Magento2に関する話題で、今現在Magento1.xを使われている方が一番気にされるのは、データの移行ではないでしょうか?
Magento1.xでそれなりに成功を納めたサイトでは、最も長くて7年ものあいだの注文データや顧客データといった過去の資産がデータベース上に蓄積されています。
これをMagento2にするからといって捨てることはできません。
当然ながらMagento2への移行については、公式の移行ツールが用意されるようです。
Magento2への移行ツールの概要
Magento1.xからMagento2への移行は次の図にあるデータが対象になります。
つまり、対象になるデータは、
- 基本的なMagentoのデータ(商品・顧客・注文・レビューなど)
- 顧客パスワード
- CMSページのデータ
- システム設定(core_config_dataに記録されるもの)
- URL書き換えデータ
であるようです。
サードパーティ製のエクステンションが独自に作成したテーブルは対象外となるため、これらは個別に移行の検証をする必要があります。
Magento2への移行対象に含まれるMagento1.xのバージョン
Magento2への移行対象になっているMagento1.xのバージョンは次の図のとおりです。
Magento公式としては、
- Community Edition 1.6以上
- Enterprise Edition 1.11以上
が対象になります。
これより古いバージョンをお使いの場合は、
- 対象バージョンにアップデートする
- 独自に移行を検討・実行する
- 他のプラットフォームへの乗換を検討する
必要があります。
アップデートをされる場合は、弊社でもアップデートサービスを提供しておりますのでご検討ください。
移行ツールの提供形態
移行ツールはサーバーにリモートログインして実行するものが提供される予定になっています。
SSH等が使えないサーバーや、使い方がわからない方は個別に対応を検討する必要があります。
メジャーバージョン間の移行は相応の技術力が求められる作業になります。
自力での作業が不安に思われる方は、保守を担当されている方や弊社あてにご相談されるのが良いかと思います。
もちろん、まだ半年以上先のことなので、今すぐに何かしないといけない、ということはありません。
(ただし、移行対象外バージョンの方は別です)
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