OroCRMの顧客管理機能には、

  • アカウント
  • 連絡先
  • コール
  • 連絡先グループ
  • コンタクトリクエスト
  • チャンネル

というサブ機能が用意されています。
このエントリではアカウント管理機能の使い方について解説します。

アカウントとは

アカウントというのは、取引先を管理する一番大きな単位です。
1つのアカウントには複数の連絡先やコール(電話応対履歴)をひもづけることができます。

OroCRMもCRMなので、顧客データを管理するためにアカウントを使用します。
とはいえEC用のCRMなので、「請求先」「配送先」という概念が最初からついていたりします。 

アカウント管理機能にアクセスするには

アカウント管理機能を使うためには、メニューから「顧客」のサブナビゲーションにある「アカウント」を選択します。

アカウント管理を選択

「アカウント」を選ぶと、アカウント一覧画面になります。

アカウント一覧 一覧画面の使い方は追々ご紹介するとして、右上の「作成 アカウント」をクリックしてアカウントを作成してみます。

アカウントの作成

アカウント作成画面に入ると、入力フォームが出てきます。

アカウント作成画面

このフォームに順番に値を入れていけばアカウントを作成することができます。

フォーム項目の説明

フォーム項目でわかりにくいものがいくつかあるので説明します。

所有権

所有権、と聞くと土地や建物のことを想像してしまいがちですが、ここでは会社の所有者を指します。
筆頭株主やオーナーの名称を指定することになると思います。

チェッカーシンボル

これは株式市場での略称です。株式市場で会社を識別するための符丁です。
日本の株式市場では証券コードが相当します。 

評価

このアカウントの評価です。
これまでの取引履歴や第三者評価を考慮して入力することになります。