Eコマース用のCRMとして開発が進められているOroCRM
そのBeta6でついにMagentoとのデータ連携機能が搭載されました。

OroCRMとは?

OroCRMはYoav Kutner氏とJary Carter氏が設立したOro, Inc.が開発しているオープンソースCRMです。
Magentoでの経験を踏まえ、EコマースのためのCRMとして開発が進められています。

OroCRMを構成しているフレームワークは、OroPlatfromと呼ばれており、OroCRMとは別に単独で配布されています。 

どうやってMagentoと同期するのか?

OroCRMとMagentoはMagento側のAPIを用いて同期を行います。
Magentoには初期バージョンからSOAP/XML RPCによるAPIが用意されており、最近のバージョンではREST APIも利用可能です。

スクリーンショット1

OroCRMはこのうちSOAP APIを利用してデータ同期を行います。そのため、同期のためにはAPIユーザーの設定や、APIが正しく動作するようにMagento側の設定・準備が必要です。

スクリーンショット2

現在の実装状態では、カートの中身や注文履歴・顧客データなどを同期できます。
ですが、日本語の都道府県データが初期状態では登録されていないので、日本語のデータを同期しようとするとエラーが出ます。
(まだベータ版なので致し方ないですね)
今後の開発で修正されると思いますので、期待しましょう。 

翻訳プロジェクトについて

OroCRMの公式サイト上では翻訳に協力してくれる方を募集しています。
翻訳は専用のWebサービスを使用して行われており、だれでも参加することができます。
私も参加していますが、Magentoの翻訳を始めた頃にこういったサービスがあればどれだけ良かっただろうと思うほど便利です。
OroCRMにご興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか?