OroCRM 1.0.0 RC2がリリースされました
開発元のロードマップでは次が最初の正式版になるということです。

RC2での機能追加・変更点

RC2では以下の機能追加と変更が行われました。

  • パッケージマネージャ機能
  • ワークフロー機能のリファクタリング
  • 組み込みフォーム機能
  • アカウント統合機能
  • CSVエクスポート機能
  • バージョンアップ対応

個人的に気になるのは、

  • パッケージマネージャ機能
  • 組み込みフォーム機能
  • バージョンアップ対応

です。

パッケージマネージャ機能

OroCRMとOroPlatformにはMagento Connectのようなマーケットプレイスを開設する予定があります。
パッケージマネージャ機能はその準備段階といったところでしょうか。
OroPlatformはSymfony2をベースにしているため、バンドルという単位でカスタムコードを管理することができます。
サードパーティがカスタムコードを開発し、パッケージ化することでOroCRMやOroPlatformによるマーケットを構築するという構想ですね。 

組み込みフォーム機能

この機能は問い合わせフォームのようなフォームのパーツを、別のサイトなどに設置することができる機能です。
この機能を使うことで、簡単に顧客からの問い合わせデータをOroCRM上に蓄積することができます。

設置は簡単に設置できるJavascript埋込み式なので、どんなページにでも埋め込むことができます。

バージョンアップ対応

RC2からはRC1のデータが引き継げるようになりました。
UPGRADE.mdに書かれている手順通り操作すると、RC1からRC2へアップデートができます。

残念ながら、アルファ版やベータ版からのアップデートはできませんが、正式リリース後のバージョンアップもこれで安心ですね。

正式リリースは

OroCRMの正式リリースは4月1日の予定です。
あと1か月後です。