Magento1.9.1.0/1.9.1.1向けに、SUPEE-10266とSUPEE-10415をひとまとめにしたパッチ「SUPEE-10497」がリリースされました。
このパッチは1.9.1.0と1.9.1.1専用で、他のバージョンについては対象外です。

SUPEE-10497が修正する問題

SUPEE-10497は以前リリースされたSUPEE-10266とSUPEE-10415を1つのパッチにまとめたものです。
それぞれのパッチが修正する内容については、過去の記事をご覧ください。

SUPEE-10497の対象となるサイト

SUPEE-10497の適用対象となるサイトは以下のとおりです。

  • Magento1.9.1.0または1.9.1.1を使用している
  • SUPEE-10266またはSUPEE-10415の両方あるいは片方が未適用である

SUPEE-10266とSUPEE-10415の両方が既に適用済みである場合は、SUPEE-10497は適用しなくても構いません。

SUPEE-10497の適用方法

SUPEE-10497を適用する場合は、以下の手順で行います。

  1. SUPEE-10415が適用済みの場合は、「-R」オプションを付けて巻き戻す
  2. SUPEE-10266が適用済みの場合は、「-R」オプションを付けて巻き戻す
  3. SUPEE-10497を適用する

1と2が場合によってはうまくいかないサイトもあり得るため、作業を行う場合は十分ご注意ください。

適用方法がわからない場合は

Magento1系のセキュリティパッチ適用方法がわからない方は、弊社ので適用作業を受け付けております。
お気軽にご相談ください。